コミケで使うカバンはリュックとポーチ両方を用意するのがおすすめですよ。
ただでさえ体力勝負のコミケなので、いかに体力を温存しつつ効率よく会場内を回れるかがポイントになります。
体に負担をかけず、余計な手間を発生させないためにもカバン選びは慎重になりたいところです。
コミケでリュックとポーチをおすすめする理由
コミケ用カバンでリュックとポーチの両方をおすすめするのには理由があります。
リュック
リュックは両手を自由にするだけでなく、腕や肩への余計な負担を軽減することができます。
大量の荷物をまとめて収納可能で、多少荷物が多くなってもへっちゃら。
ポーチ
ポーチには財布(小銭)や地図、モバイルバッテリーなどすぐ必要になるものを収納します。
リュックに入れておくことももちろんできますが、いちいちリュックを前にして取り出すのは手間ですよね。
ましてや混雑する会場内や列では周囲の迷惑にもなってしまいます。
防水性のものを使う
リュックとポーチは必ず防水性のものを使いましょう。
コミケ会場では原則として傘の使用は推奨されていません。周囲の迷惑になるからです。
そのため大雨が降ってもカッパでしのぐか、濡れたまま我慢するしかないのです。
リュックやポーチの材質が弱いと中まで水が浸透し、荷物が濡れてしまいます。
商品説明で防水性をうたっていてもジッパーの隙間から入ってくる可能性もあるため、注意して選びたいところですね。
背中の通気性はあるに越したことはないが必須ではない
リュックの形状や材質によっては背中と触れる部分が通気性のいい構造になっている場合があります。
もちろんそれがあるに越したことはありませんが、リュック選びの必須条件ではありません。
なぜなら夏は何をしたところでも汗をかきますし、冬は通気性が必要ないためです。
夏の汗を少しでも抑えたいがために通気性の高いリュックに買い換えるのはもったいないです。
どうしてもというなら、登山リュック用に開発されたこういう商品を検討するのは一考の価値ありです。
背中とリュックの隙間に空間を作り、風通しをよくする効果があります。
確かに背中は涼しく感じるため、汗を抑えるには一定の効果がありますよ。
トートバッグ、手さげカバンがダメな理由
コミケではトートバッグや手さげカバンは避けたほうが無難です。
仮に収納力がリュックと同じぐらい大きなカバンだったとしても、その分あなたの腕への負担も大きくなってしまいます。
長時間動き回るコミケを想定すると、少しでも体への負担を和らげるのが得策というもの。
どうしてもトートバッグや手さげカバンしか用意できない場合、次のポイントを抑えておきましょう。
手で持たず腕の関節にかける
カバンを手で長時間持つと、腕と肩に負担がかかります。
手でカバンを持つスタイルは2通りあります。
- 5本指で握る(=男性がブリーフケースを持つ姿)
- 腕を曲げて関節で持つ(=女性がハンドバッグを持つ姿)
主に男性と女性の持ち方の違いと言い換えることもできますね。
研究の結果、女性の持ち方の方が男性の持ち方と比べた時に2〜3倍も腕と肩への負担が軽いことがわかっているのです。
つまりコミケの間は手さげカバンを手で持たず腕の関節にかけて持つようにすれば、疲労感を軽減できるわけです。
雨に濡れても大丈夫な材質を選ぶ
紙の手さげカバンは避けましょう。
雨に濡れると耐久性が低下するため、最悪の場合は紙袋の底が抜けてしまいます。
せっかくの戦利品を会場でぶちまけないよう細心の注意を払いたいところですね。
コミケでは複数のカバンを使おう
コミケ用のカバンは目的に応じて複数のバッグを使い分けるようにしましょう。
ポイントは『取り回しやすさ』と『防水』です。
この2点を抑えておけば大外れすることもないでしょう。