お目当てのサークルさんの新刊は出ているかな?とカタログやwebで情報をチェック。
さてその情報、どうやって会場に持って行きますか?
スマホのメモ?アプリ?それともプリントした紙?
この記事では、サークルチェックから当日までの、会場マップ・サークルマップのことについて書いていきます。
コミケのサークルチェック!会場マップを作ろう!
コミケのサークル一覧や場所はカタログに掲載されるため、何はともあれコミケのカタログを手に入れるところから始めましょう。
コミケカタログに関する詳しい情報はこちらにまとめているので御覧ください。
さて、DVD版もしくは紙媒体でカタログを手に入れたとします。
いくら索引があったとしても、情報量として35,000のサークル情報が掲載されているこの大海を目の前にして「どうしよう…」となることでしょう。
一つ一つカットを見ながら新規開拓も兼ねてゆっくりチェックをしていく楽しみもありますが、まずはお気に入りサークルさんが、スペースがどの辺りで、どんなカットで、今回はどんな本を出される予定なのか手っ取り早く知りたい…!
そこで便利なのが『コミケwebカタログ』!
基本的にコミケのサークル申込みは、アナログで準備会に郵送するやり方と、このwebカタログを運営しているCircle.msを通してのオンライン申込みで行われます。
そのため、サークルの基本情報はそのまま共有されるのでカタログとほぼ同様の情報量となるのです。
これに加えて、サークルさんがweb上でpixiv、twitter、個人サイト、通販をしている書店などの情報を入力できる個所もあります。
コミケのサークルマップ、スマホ確認で充分?
しかし、この『コミケwebカタログ』無料版では、宝の地図となるサークルマップがプリントアウトできないのです。
プリントアウトするには600円の課金(2019年2月現在)で有料のゴールド会員になる必要があります。
webカタログは、スマートフォンなどのモバイルにも対応しています。
「スマホで見られるんだったら、わざわざプリントアウトすることもないし」と思ってしまいがちですが、やはり課金してプリントアウトをすることをおすすめします。
それはなぜか。
出先でサークルチェック、スペースの確認をするにはいちいちアクセスし、場所などの確認をする必要があります。
電波が有能かつ電池がフルの状態でしたら、何のストレスも感じないでしょう。
しかし、会場は戦場です。朝一番にここのサークルさんに行って、次はここ…とルートを頭の中で組み立て何度もシミュレートしたところで、会場に足を踏み入れた時点で脳はほぼ役に立たないと考えて良いでしょう。
並んでいる間に次のサークルさんの場所をスマホで確認している余裕はありません。
順番が来た、買えた、じゃあ次、と人波に放り込まれても特に支障無いのは、島全部買いの時くらいのものでしょう。
そしてそのうち電波も微弱になり、電池も無くなり…、現在地すらわからない。
そんなことは避けたいものです。
やっぱりコミケのサークルマップは紙が安心
そうなるとやはり、コミケwebカタログに課金をし、マップとサークルリストをプリントアウトするのが安心と言えます。
プリントアウトしたものに色ペンで書き込み、必要であればルートも書き入れます。
その際、余白が足りていれば欲しい誌名や頒布価格も入れておくと便利ですが、これは別紙でも良いでしょう。
エクセルなどに
- サークル名(+サークル主さんのお名前)
- 誌名
- 頒布価格
を打ち込み管理をしておくと、一人で回りきれずに友人などに買い物協力を頼む時に便利です。
その際は、空きのセルに買い物担当の人を打ち込み、googleで共有すると事前に打ち合わせがしやすいです。
そのエクセルのシートをプリントアウトしたものと、先ほどのサークルマップを用意し、念のためコピーを取っておきましょう。
当日に向けて、小学校の先生が使っていたような板状のバインダー(クリップボード)があると便利です。
板状なので、買ったサークルさんをその場でチェックしやすく、二重買い・買い漏れ防止にもなります。
バインダー無しでは、落としやすく袋の中で失くしやすく、ぐしゃぐしゃになりやすいです。
コミってるでは当日のサークル配置図や企業地図を作成し、こちらのページで特別に無料配布しています!
自サークルの紹介や戦略的な当日の回り方の作戦立てなどにお役立て下さい。
※ 2019冬コミC97のデータです。C98情報が更新され次第、内容を変更します。
コミケ用のアプリやROMを利用してマップ情報を使いこなす!
それでも万一紙を失くしたら…チェックは逃してしまったけどまだ新規開拓できるかも…。そんなこともあるでしょう。
紙だけに頼ることなく、慣れてくればアプリも併用するとなお安心です。
上はCircle.msで紹介されているアプリたちですが、自分にあったものを使ってみましょう。
APIが公開されているので、知識のある人は自分が使いやすいアプリを自作するのも1つの手ですね。
コミケカタログ・冊子とROM版も利用しよう
準備会は公式のカタログ冊子、ROM版のカタログもあります。
冊子版はいわゆる人が殴れる電話帳と言われる程の厚さと重さですが、紙媒体で1ページずつめくるという楽しみもあります。
ROM版はwebカタログと情報を共有しやすく作られており、また、各種ノートPCやタブレット使いの方はROM版が便利です。
デジタルはよくわからない!昔ながらの方法で!と、ページをめくり新規開拓をし、冊子についているマップに書きこんでいくのもまた楽しみの一つです。
サークルマップを作り、お目当てのサークルさんをチェックしながら新しいサークルさんの開拓もするのはとても楽しい時間です。
自分に合った方法でサークルさんをチェックし、情報を会場で役立てましょう。