コミケの40年以上の歴史の中でも4日間の長きにわたって開催される2019年〜2020年。
新しい会場となった青海展示棟について紹介しますね。
青海展示棟はどこにある?場所の紹介
気になる青海(あおみ)展示棟の場所はこちらの地図を参考にしてください。
距離にして約1.5km、ビッグサイトから徒歩で約20分、電車(ゆりかもめ)でお隣1駅の場所にあります。
この20分の移動距離がなかなか曲者なんですね。
臨時電車やバスを増便して対応するなど、交通機関の協力も必要ですね。
青海の読み方
青海(あおみ)と読みます。
『おうめ』とか『おうみ』とか間違えそうですが、注意しましょう。
青海展示棟は仮設会場にすぎない
青海展示棟はオリンピックの準備期間〜オリンピック期間だけ使われる仮設会場です。
コミケのみならず、他のイベントの開催スペースを確保するために臨時で作られたわけですね。
青海展示棟の使用期限は2019年4月〜2020年11月を予定していて、その後はなにかの施設として使われるのか、それとも取り壊しになるかは不明です。
青海展示棟のトイレ
青海展示棟のトイレは他の会場と比べると少ないと言われています。
しかしコミケ開催中は仮設トイレも多く設置されるため、トイレ待ちで大混乱という事態は避けられました。
青海展示棟のスマホ電波
青海展示棟が建設されてからコミケが開催されるまでのイベントでは電波が悪いというツイートが大量に流れました。
会場の構造の問題か、たしかに当時は電波状況は良くなかったようなのですが、C96夏コミでは移動中継車が配備されたのでスマホの電波状況はいたって普通でした。
コミケ?がきっかけで青海展示棟電波問題が改善された
とりあえず乃木坂握手会規模の人口密度でドコモとauは検証済み— トンズラタヌキ☹️ (@leonsyc) September 16, 2019
青海展示棟の評判・評価
青海展示棟で初開催となった2019夏コミケ(C96)。
参加者からの評判は概ね良好でした。
- 会場がきれいで広くなった
- 空調が今までよりも効いていて涼しかった
- 日陰が多くて助かった
概ね満足したという感想もありますが、皆くちを揃えて出る不満は「やっぱり会場は1つにまとめて欲しい」というもの。
オリンピックという事情が事情なのである程度の理解は示しつつも、やはり炎天下を20分かけて徒歩移動というのは相当こたえたようです。
西館・南館で消耗しきった体を引きずっての20分間は地獄さながらの様子だったようです。
冬場は暑さがないだけマシかもしれませんね。
参考:コミケ4日間開催の理由
コミケが開催される東京ビッグサイトは、2020年の東京オリンピックで国際放送センターとメインプレスセンターとして使われます。
その準備工事のため、2019年4月〜2020年11月の1年8ヶ月間もの間、ビッグサイトは利用制限がかかることがすでに決定しています。
ビッグサイトの東展示棟は増築改修工事で利用不可となり、①既存の西展示棟と、②南展示棟の2箇所しかコミケスペースがなく、これじゃあ狭すぎるということで、ビッグサイトから約1.5キロ離れた場所の③青海展示棟の合計3ヶ所でコミケが開催されます。
でも3ヶ所を使ったとしても従来の75%程度の規模の開催になるようで、サークルの当選率を下げるわけにはいかない!ということで期間を1日延ばしてカバーするのがコミケ4日間開催の一番の理由です。